活動報告

平成23年度(2011年度)

1.普及啓発事業

・情報化セミナー「~ソーシャルメディアマーケティング~ 『インターネットの心あたたまる関係』と『ビジネス、お金儲け』は両立しうるのか?」を開催しました。(参加者数:60名)
 日 時: 平成24年3月24日(土)16:00~17:30
 場 所: e-とぴあ・かがわ BBスクウェア
 講 師: エイベック研究所 代表取締役 武田 隆 氏

 今回の情報化セミナーは、かがわ情報化推進協議会とe-とぴあ・かがわとの共同主催で開催いたしました。
 今までのソーシャルメディアを活用したビジネスは、外部のメディアに対し広報してもあまり反応がありませんでした。しかし、「企業コミュニティ」という考え方をうまく活用すればビジネスにつながっていくということを、いくつかの成功事例を中心にご講演をいただきました。
 「企業コミュニティ」とは、企業と顧客が価値観で共鳴し合う関係構築の場であり、そこには自由な発話空間があり、現実的で素直な自分を出すことによってお互いに思いやりをもちながら関係を作っていく場ということでした。
 「企業コミュニティ」は主として販売促進、あるいは企業リサーチの目的で使用されており、立場、空間、時間の制約を取り払うことができ、本音で語り合い、深い発言ができ、数多くの参加者をつなげることができるということを学びました。
 そうした顧客の声にふれた時、有益な企業活動ができ、会社自体が変わってくるそうです。今は、世界の企業コミュニティ参加者の声をビジネスにつなげていく時代がきているそうです。
 セミナーには、ソーシャルメディアを活用した会社経営者や熱心な利用者の方などにご参加いただいており、活発な質疑応答も行われ、有意義なセミナーとなりました。

セミナーの模様1 セミナーの模様2



・情報化体験イベント「ソーシャルメディア入門講座」を開催しました。(参加者数:33名)
 日 時: 平成24年2月3日(金)13:30~16:40(13:00開場)
 場 所: e-とぴあ・かがわ(クラスルームB)
 講 師: 株式会社ビットコミュニケーションズ代表取締役 川西 健雄 氏

 今回の情報化体験イベントは、かがわ情報化推進協議会、四国情報通信懇談会の共催で、開催しました。
 当日の講座では、講師の川西様より、「ソーシャルメディア(SNS)の活用」と題し、ホームページやメールマガジン、ブログといった単方向の情報発信ツールから、TwitterやFacebookといった双方向メディアまで、それぞれの特徴をわかりやすく説明していただきました。
 また、自治体で先進的にSNSを導入した佐賀県武雄市において、特産品販売ページを開設し、市内の企業の商品を無料で掲載し、Facebookユーザに向けて販売しているという事例の紹介がありました。
 実際のパソコン操作では、Facebookの初期登録やグループ機能等を体験し、友達の和が広がる有効な情報発信手段であることを実感しました。
 本講座には、他県の自治体の方や大学教授も受講しておられ、講座終了後には白熱した質問が相次ぎ、ソーシャルメディアへの関心が高いことを感じました。

イベントの模様1 イベントの模様2



・情報化セミナー「ICT利活用普及促進セミナーin四国」を開催しました。(参加者数:140名)
 日 時: 平成24年1月25日(水)14:00~17:00
 場 所: 高松シンボルタワー タワー棟6階 かがわ国際会議場
 (1)基調講演
  演 題: ICT利活用 成功と失敗の分水嶺
  講 師: 総務省 情報流通行政局 地域通信振興課 課長 秋本 芳徳 氏
 (2)講演(事例紹介)
  ・「ICTを活用した災害時等広域連携強化事業」
  講 師: 静岡県 危機管理部 危機政策課 主査 内山 敬介 氏
  ・「ICTの活用による次世代型水産業の確立と普及促進」
  講 師: 愛南町 水産課 水産振興室 主査 浦崎 慎太郎 氏
  ・「ICTを利用した「緑の分権」推進事業
  講 師: NPO法人 札幌ITフロント 理事 山本 強 氏
  ・「ICT利活用による地域産品拡散に伴う就労弱者支援事業」
  講 師: NPO法人 マイシアター高松 ICT絆プロジェクト推進担当 古市 努 氏
 (3)トークセッション
 (4)機器展示

 今回の情報化セミナーは、かがわ情報化推進協議会、総務省四国総合通信局、四国情報通信懇談会、四国コンテンツ連携推進会議の共催で、開催しました。
 基調講演では、総務省 地域通信振興課の秋本様より、「ICT利活用 成功と失敗の分水嶺」と題し、平成19年度から5年間、550の予算事業を実施してきた経験をもとに、実例をあげながら事業を軌道にのせるためのポイントについて説明していただきました。
 なかでも重要視するのが、マハトマ・ガンジー氏の語録の引用で、「目標を定めよ、手段はついてくる」ということでした。事業内容が具体的(Specific)で、計測でき(Measurable)、関係者の合意が得られていて(Agreed Upon)、現実的で(Realistic)、期日が明確である(Timely)、といったそれぞれの頭文字をとって目標設定がSMARTであることの必要性を強調されていました。
 続いての、事例紹介は、それぞれの地域に根付き、効果をあげている観光や防災などの全国の事例を当該事業に直接に携わっている方々からご紹介いただきました。
 また、ご講演いただいた方々によるトークセッションも行われ、活発な意見交換がなされました。
 なお、情報化セミナー会場前において、当日事例紹介していただいたシステム機器を展示し、実際に見て、体験していただきました。

セミナーの模様 機器展示の模様



・情報化セミナー「ケーブルテレビのモバイルサービスへの取組みと今後の展開」を開催しました。(参加者数:46名)
 日 時: 平成23年10月21日(金)15:00~16:30
 場 所: 丸亀町レッツホール
 講 師: 株式会社ケーブルメディア四国(高松ケーブルテレビ)
企画部 副部長 兼 技術部 副部長(放送技術) 山本 記久男 氏
 資 料: セミナー資料(PDF 2.8MByte)

 今回の情報化セミナーは、香川マルチメディアビジネスフォーラムとの共同主催で、総務省四国総合通信局、香川県、四国情報通信懇談会の後援により、開催しました。
 講師の山本様より、ケーブルテレビ局がモバイルサービスを展開する背景、ホワイトスペースを活用した丸亀町商店街のエリアワンセグ実証実験の目的や概要、並びにモバイルサービスの課題や今後の展開についてご説明いただきました。
 また、参加者が自らの携帯電話でエリアワンセグのチャンネル設定を行った後、丸亀町商店街において実際の放送を視聴しました。

セミナーの模様1 セミナーの模様2



・「災害時における無線系情報伝達手段」の勉強会を開催しました。(参加者数:32名)
 日 時: 平成23年8月29日(月)15:00~16:40
 場 所: 香川県庁 北館3階 306会議室
 講 師: 株式会社NTTドコモ四国支社
ソリューション推進担当課長 岡田 敏幸 氏
中央コンピューター株式会社高松事業本部
営業推進課長 加藤 孝文 氏
磯野 親男 氏

 (株式会社NTTドコモ四国支社)
 今回の震災による影響や復旧に向けた取組み、及び現在提供されている災害時の情報伝達サービスについてご説明いただくとともに、災害に強いインフラ作りを目指して、基地局の停電対応の強化や大ゾーン基地局の構築を検討していること、また、パケットが届きやすい利点を利用した音声ファイル型メッセージサービスの開発を行っていることをご紹介いただきました。
 (中央コンピューター株式会社高松事業本部)
 インターネット環境さえあれば簡易な設備で利用場所を選ばない「Web会議システム」のデモンストレーションを行っていただきました。Web会議は通常の企業活動でも使われる機会が増えてきましたが、今回の震災では交通機関が利用できないという環境の中で、有効活用された企業もありました。

勉強会の模様 デモの模様



・情報化体験イベント「レゴブロックでうごくロボットはくらんかい」を開催しました。(参加者数:103名)
 日 時: 平成23年7月30日(土)11:00~12:30、14:00~15:30
 場 所: ヨンデンプラザ・サンポート
 資 料: e-とぴあ・かがわサマーフェスティバル2011チラシ(PDF 1.0MByte)

 「e-とぴあ・かがわサマーフェスティバル2011」ワークショップコレクションのスペシャルイベントとして、レゴ エデュケーション事務局様、e-とぴあ・かがわ様、ヨンデンプラザ・サンポート様のご協力を得まして「レゴブロックでうごくロボットはくらんかい」を開催しました。
 冒頭、テクニック・マイスターの五十川芳仁様からキカイとロボットの違い等について説明していただいた後、レゴブロックで動くロボットのデモンストレーションを行いました。
 続いてのロボットふれあいタイムでは、実際に子どもたちがロボットを動かし、デモンストレーションで目の当たりにしたロボットの不思議な動きを実感していました。また、ロボットの仕組みに興味を持った子供たちが、五十川先生に質問をする場面も見受けられたところです。
 現在、子供たちの遊びがバーチャルなゲーム等に偏ってきているという状況がありますが、今回のイベントでは、自分の手で実際にロボットを触って、操作のコツをつかんで動かすという遊びを楽しんでいただくことができました。

イベントの模様1 イベントの模様2



・「災害時における情報伝達手段」の勉強会を開催しました。(参加者数:41名)
 日 時: 平成23年7月15日(金)15:00~16:30
 場 所: e-とぴあ・かがわ BBスクエア
 講 師: 西日本電信電話株式会社 香川支店
設備部長 加藤 信二 氏
設備部 サービスマネジメントセンタ所長 村上 貴宣
設備部 サービスマネジメントセンタ 第一アクセス系設備運営担当課長代理 則包 均 氏

 災害に備えて通信設備をどのように整備しているのか、また、実際に災害が起きてしまった後、通信設備をどのように優先順位をつけ復旧し、お客様に安心・安全を提供したのか等について、本年3月に発生した東日本大震災に復旧支援部隊を送り込んだ部署に所属していた加藤様他を講師にお迎えし、その実体験に基づいたご講演をいただきました。
 今回のテーマは、現在、最も関心の高い分野であり、活発な質疑応答が行われるなど、ご参加いただいた会員の皆様に有線系通信設備についての知識を深めていただいた有意義な勉強会であったかと思います。
 次回は、「無線系での災害時における情報伝達手段」をテーマに勉強会を準備中です。会員の皆様のご参加をお待ちしております。

勉強会の模様1 勉強会の模様2



・近未来情報化講演会を開催しました。(参加者数:111名)
 日 時: 平成23年6月13日(金)15:40~17:20
 場 所: リーガホテルゼスト高松「エメラルド」
 (1)「日本の復興と情報通信技術の役割」
   講 師: 内閣官房内閣参事官(副長官補付) 吉田 眞人 氏
 (2)「香川県における防災対策について」
   講 師: 香川県防災局危機管理課長 河井 淳 氏
   資 料: 講演会案内(PDF 0.3MByte)
講演会資料1(PDF 5.8MByte)
講演会資料2(PDF 1.7MByte)

 この度の東日本大震災は被災地はもとより、我が国の社会経済全体に多大な影響を及ぼすものであり、吉田様の講演では、情報通信技術の視点でみた震災の教訓につながる事例や、未来に向けた創造的復興を目指す中で情報通信技術の果たすべき役割をご紹介いただきました。
 また、河井様より、東南海・南海地震による香川県の地震・津波の被害想定、香川県の防災対策についてご説明をいただきました。
 会場は満席で、参加者はメモを取りながら非常に興味深く聞き入っており、有意義な講演会となりました。

講演会の模様1 講演会の模様2



2.情報交流・情報提供事業

・情報交流会を開催しました。(参加者数:60名)
 日 時: 平成24年1月25日(水)17:30~19:00
 場 所: 全日空ホテルクレメント高松21階 スカイバンケット「シエロ」

 「ICT利活用普及促進セミナーin四国」の情報化セミナーに引き続き、情報交流会をかがわ情報化推進協議会及び四国情報通信懇談会の共催で開催しました。
 会場には、産業界から35名、学界から2名、国・自治体から17名のほか、当日基調講演をいただきました総務省地域通信振興課の秋本課長をはじめ、事例紹介の講師の方々にもご参加いただき総勢60名の盛会となりました。
 会場では、ご参加いただいたみなさま相互間での活発な情報交換や講師の方々への追加質問なども行われ、盛況のうちに閉会となりました。



・視察研修を実施しました。(参加者数:25名)
 日 時: 平成24年1月18日(水)8:30~17:45
 場 所: 兵庫県淡路市・兵庫県神戸市
・北淡震災記念公園
・未来ICT研究所

 昨年3月に発生した東日本大震災では、改めて防災対策の重要性や対策と復興の両面でICTの利活用が注目されました。
 今年度の視察研修は、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の恐怖や爪跡を伝える北淡震災記念公園を視察するとともに、情報通信技術に関する最先端の研究開発施設である未来ICT研究所を訪問し、研究概要の説明を受けました。
 ≪北淡震災記念公園≫
 午前中に訪問した北淡震災記念公園では、パネルや模型を使って当時の被害状況や救出活動について説明していただいた後、140mにわたり保存・展示されている実際の野島断層を見学しました。ここでは、地面のズレの大きさや数万年前の地震によって液状化した地層が化石化している状況を確認できるほか、地面を掘り下げたトレンチ部では、平成7年の地震によって生じた断層断面が展示されています。
 また、震災体験館で「震度7」の揺れを体験し、さらにこのような地震が周期的に発生しているという説明を受けて、しっかりとした防災対策が重要かつ必要であることを改めて認識しました。

北淡震災記念公園1 北淡震災記念公園2

 ≪未来ICT研究所≫
 午後からは、未来ICT研究所を訪問しました。現在、情報通信の分野においては、ネットワークを流通する情報量の急増、セキュリティの脆弱性、消費電力の増加、レアメタル・レアアース資源の供給不安、情報リテラシーの低下、ネットワークの複雑化に伴う厳密制御の限界等の課題が顕在化していますが、未来ICT研究所はこれらの課題解決を目指して、既存技術の延長線上にはない革新的な情報通信技術の開発を進めています。
 当日は、5つの研究室のうち、次の3つの研究室の研究目的や内容についての説明を受けました。
 バイオICT研究室では、生物の優れた仕組みを取り入れ、センサーの高性能化やシステムの低エネルギー化、ネットワーク通信の効率化等に取り組んでいます。
 ナノICT研究室では、有機材料や超伝導材料などを用い、ナノテクノロジーを活用することで、超高速通信を低コストかつ低エネルギーで実現する等を目指しています。
 脳情報通信研究室では、MRIやMEG(脳磁界計測)などの各種の測定装置により脳の働きについて研究しています。
 このような最先端の研究に取組むことによって、未来の情報通信の基礎技術が創出されていることを実感しました。

未来ICT研究所1 未来ICT研究所2
未来ICT研究所3 未来ICT研究所4



・情報交流会を開催しました。(参加者数:54名)
 日 時: 平成23年6月13日(月)17:30~19:00
 場 所: リーガホテルゼスト高松「ダイヤモンド」

 今回の情報交流会は、産業界から23社36名、学界から5名、自治体等から11名のほか、近未来情報化講演会の講師を務めていただきました吉田様と河井様にもご参加いただきました。
 また、一般の方のご参加もあり、新しい交流が生まれた他、講演会では時間の関係でお伺いすることが出来なかった質問を講師にお尋ねするなど、和気藹々とした中にも活発な意見交換を行うなどの交流を図ることができました。



3.企画調整活動

・平成23年度総会を開催しました。(参加者数:63名)
 日 時: 平成23年6月13日(月)15:00~15:30
 場 所: リーガホテルゼスト高松「エメラルド」
 
 議 事
  1. 第1号議案 平成22年度事業報告(PDF 0.2MByte)について
    原案どおり承認されました。

  2. 第2号議案 平成22年度収支決算報告(PDF 0.1MByte)について
    原案どおり承認されました。

  3. 第3号議案 平成23年度事業計画(案)(PDF 0.1MByte)について
    原案どおり承認されました。

  4. 第4号議案 平成23年度収支予算(案)(PDF 0.1MByte)について
    原案どおり承認されました。

総会の模様