活動報告

平成21年度(2009年度)

1.普及啓発事業

・情報化セミナー「最先端デジタルコミュニケーションの可能性~Twitterに学ぶデジタルコミュニケーション~」を開催しました。(参加者数:71名)
 日 時: 平成22年3月27日(土)13:30~15:00
 場 所: e-とぴあ・かがわ BBスクウェア
 講 師: 株式会社ヒマナイヌ代表/デジタルハリウッド大学院教授 川井拓也氏
 演 題: 「最先端デジタルコミュニケーションの可能性~Twitterに学ぶデジタルコミュニケーション~」

 今回の情報化セミナーは、かがわ情報化推進協議会とe-とぴあ・かがわの共同主催で開催しました。
 講演では、Twitterとは、ユーザが思いついた時、気がついた時、ふとした「つぶやき(ツイート)」を投稿し、たくさんの人と気軽にやり取りすることができ、国内外を問わず、著名人や企業が活用し、新たなビジネスチャンスを生むきっかけとなっている最先端のコミュニケーションツールであることや、様々な利用方法等についてご紹介いただきました。
 また、講演の中で、参加者同士がグループを作り、TwitterやUstreamで誰に何を伝えたいかを討論し、代表者が発表するなど、今後益々、Twitterの利用の幅が広がるであろうことを実感できた大変有意義な講演会となりました。

講演の様子1 講演の様子2



・情報化体験イベント「ロボット操縦体験」を開催しました。(参加者数:396名)
 日 時: 平成21年8月8日(土)、9日(日)11:00~17:00
 場 所: e-とぴあ・かがわ 4階
 資 料: e-とぴあ・かがわサマーフェスティバル2009案内チラシ(PDF 1.2MByte)

 今回も昨年に引き続き、ヴイストン株式会社様、e-とぴあ・かがわ様のご協力を得まして、子供たちがロボットを自由に操縦し、「サッカーPK戦」、「相撲」、「ゴールシューター」に挑戦していただきました。特に、今回新たに追加した「ゴールシューター」は、ポイントを目掛けて3回シュートを狙うゲームであり、挑戦者の子供たちがポイントを獲得するたびに、保護者から歓声が上がるなど、大いに盛り上がり、たくさんの子供たちが列を作り、親子でロボット操作による体験イベントを楽しんでいただきました。

案内板 サッカーPK戦の様子
相撲の様子 ゴールシューターの様子



・近未来情報化講演会を開催しました。(参加者数:102名)
 日 時: 平成21年6月9日(火)16:00~17:15
 場 所: 全日空ホテルクレメント高松「玉藻」
 講 師: 高知大学 国際・地域連携センター教授/生涯学習部門長 坂本 世津夫 氏
 演 題: 「地方でのICT産業の可能性」
 資 料: 講演会案内(PDF 0.1MByte)
講演会資料(PDF 4.4MByte)
 今回の講演では、ブロードバンド環境が整備されていれば、画像(映像)や音声、様々な情報を双方向にやりとりすることが可能となるなど、ブロードバンドは、中山間等の産業・ビジネスを大きく変える可能性があるということを感じました。
 また、地域コンテンツの高度化を図ることにより、地域価値を高め、地域をブランド化していくことも可能となるということを、先進地の成功事例を紹介して頂いたことで非常に分かりやすい、有意義なご講演でした。

講演会の模様



2.情報交流・情報提供事業

・近隣施設視察研修を開催しました。(参加者数:18名)
 日 時: 平成22年2月17日(水)9:30~17:30
 場 所: 愛媛県喜多郡内子町
・内子フレッシュパークからり

 今年度は、内子町と出荷者などで設立された第三セクターで、ICTの導入により特産物直売所運営の様々な課題を解決している「内子フレッシュパークからり」様を視察してまいりました。
 内子町では、平成6年7月より、特産物直売所が運営されてきましたが、出荷者や出荷品目、販売額などの増加に伴い、出荷・残品引取りの手間の増大、精算の遅れなど直売所を運営する上で様々な課題が生じてきました。これらの課題を解決するため、平成8年5月に情報ネットワーク「からりネット」が導入されたとのことです。
 「からりネット」は、直売所と農家をネットワークで結び、直売所のPOSで集約した販売状況を農家の農業情報端末(多機能ファックス)で受けられるシステムです。販売額を伸ばしている農家の方は、からりネットにより日々の販売情報を蓄積・分析し、効率的な出荷計画や作付け計画を独自に立てていらっしゃるそうです。また、バーコード作成用のパソコンが設置され、農家の方が出荷前に商品コード、単価、数量を入力して、バーコードシールを作成するだけで出荷することができ、出荷の手間を削減しています。パソコンはキーボードのキー数を減らすことにより、入力ミスを減らし作業効率を向上するなど、現場に即した改善がなされていました。また、平成14年には、農家の端末を一般ファックスや電話ガイダンス、パソコン、携帯メールに拡大し、より緊密な情報連携ができるようになったそうです。
 平成17年からは、消費者の食品に対する安全性への関心に対応するため、出荷青果物の栽培履歴を確認できるトレーサビリティシステムが導入されたそうで、店頭の端末で商品に貼られたバーコードを読み込ませるだけで、出荷者の写真や栽培履歴が表示されました。これらの情報は、インターネットからも照会が可能とのことです。
 今回の「内子フレッシュパークからり」様の視察では、「作るだけの農業」から「作り・売り・サービスする農業」への転換に成功し、更なる消費拡大を目指している様子を拝見し、改めてICTを利活用することの重要性を学び、大変有意義な視察研修となりました。

概要説明 施設見学



・先進地視察研修を開催しました。(参加者数:15名)
 日 時: 平成21年12月3日(木)6:45~4日(金)18:30
 場 所: 岐阜県安八郡・大阪市住之江区
・ソーラーアーク
・大阪モーターショー

 現在、地球規模の環境問題を背景にグリーンITが注目を浴びていますが、環境負荷低減を狙いとして、データセンターや携帯電話基地局等への太陽光発電の導入が開始されるなど、太陽光発電への期待が大きくなっています。このような状況のもと、今年度の先進地視察研修では、太陽電池の先発メーカーとして知られる三洋電機株式会社様が、平成14年4月に岐阜県に開館した箱舟(アーク)型の大規模太陽光発電施設「ソーラーアーク」を視察して参りました。
 また、西日本最大規模のモーターイベントで、未来型情報・通信コーナーとして、進化する車と道路と通信との連携するシステムや、車載機器など、ITを活用した幅広いITS(高度道路交通システム)関連の展示がある「大阪モーターショー」を視察して参りました。
 ソーラーアークは、クリーンエネルギーの可能性と夢を追求する三洋電機グループ様のシンボルとして、太陽光発電の普及啓発を目的に作られました。外観は全長315m、高さ37m(ビルのほぼ10階分)、重さ3,000tで、全体は4本の柱だけで支えられており、地上から浮かんだ箱舟をイメージする形に作られているそうです。
 ソーラーアークの前面には太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が5,046枚備え付けられており、最大出力630kW(一般家庭で約200軒分)、推定年間発電量53万kWhを発電しています。発電された電力は岐阜事業所内で使用する電力の一部に充てられ、CO2削減に役立てられているそうです。
 ソーラーアークに併設された太陽電池科学館では、地球環境問題や太陽光発電の科学への関心を高められるような展示を行っており、平成14年4月の開館以来、本年6月末までの累計来場者数は、37万人を突破しているとのことです。
 今回のソーラーアークの視察により、現在、企業活動等において重要となりつつある「環境保全」について、太陽光発電を基盤としたグリーンITによる取り組みの最先端の事例を勉強することが出来ました。

ソーラーアーク外観 ソーラーパネル説明

 大阪モーターショーでは、ITSとして、通信によって車一台一台が位置・時間・速度のデータを通信することにより、普通のカーナビの情報源であるVICS情報だけではカバーできない道路の交通情報を集めることにより、より高い確率で渋滞回避ができるシステムが紹介されるなど、車と通信、ITとの組み合わせがより密接になり、ITSが我々の生活に深く浸透し安全や快適性を追及するシステムとして不可欠なものとなっていることを感じるよい機会となりました。
 なお、今回のモーターショーは、各社が市販化を視野にいれて開発したハイブリッド車やEV(電気自動車)を前面に出したイベントとなっており、化石燃料の消費抑制、CO2排出量削減、大気汚染防止など、こちらも環境に配慮した取り組みを強く実感する視察となりました。

モーターショー外観 モーターショー展示



・情報交流会を開催しました。(参加者数:58名)
 日 時: 平成21年6月9日(火)17:30~19:00
 場 所: 全日空ホテルクレメント高松「玉藻」

 今回の情報交流会は、産業界から28社42名、学界から5名、自治体等から10名のほか、近未来情報化講演会の講師を務めていただきました坂本様にもご参加いただき、活発な意見交換を行うなど会員間の交流を図ることができました。

交流会の模様



3.企画調整活動

・平成21年度総会を開催しました。(参加者数:87名)
 日 時: 平成21年6月9日(火)15:00~15:40
 場 所: 全日空ホテルクレメント高松「玉藻」
 
 議 事
  1. 第1号議案 平成20年度事業報告(PDF 0.1MByte)について
    原案どおり承認されました。

  2. 第2号議案 平成20年度収支決算報告(PDF 0.1MByte)について
    原案どおり承認されました。

  3. 第3号議案 平成21年度事業計画(案)(PDF 0.1MByte)について
    原案どおり承認されました。

  4. 第4号議案 平成21年度収支予算(案)(PDF 0.1MByte)について
    原案どおり承認されました。

 調査研究事業の成果報告
  平成20年度調査研究報告書「香川県におけるインターネット利用実態調査とその対応について」(PDF 5.7MByte)

総会の模様